文系の私が未経験からメンター学習を利用してWeb系自社開発企業に転職するまで

PHP プログラミング ヲフトレ 受講者

なぴ
なぴ
まったくの未経験だけどプログラミング勉強してWeb系企業に転職したい、だけど自分に合った勉強方法がわからない。文系だけど大丈夫かな、、、

この記事では、そんな悩みをもった方に参考にしていただければ幸いです。

ヲフトレに来る前はどんなことをしていましたか?

スカーフを付けた受付の女性のイラスト

金融系の企業で働いており、ヲフトレと出会ったのは新卒2年目の終わりごろでした。
高校・大学では文系一筋でした。好きな教科は、数学・英語・体育。小学生の頃は図工も好きでした。数学は好きだけど理科が苦手で、文系を選んでいました…。
性格は、好奇心旺盛、根が真面目で勉強好き、明るいなど言われることが多いです。学生時代はずっとチームスポーツをしていて、周りと協力して何かに取り組むことが好きです

なぜプログラミングの勉強をしようと思ったのですか?

ITには元々興味があり、さらに会社に入ってITサービスの利用者として恩恵を受け、技術に惹かれたのがきっかけです。
従来電話で対応してきた問い合わせをWebに移行する推進に携わったのですが、その時にそれを実現する技術の裏側の仕組みに興味が湧き、サービスを自分の手で作る立場になりたいと思うようになりました。

実際にプログラミングの勉強をしてみて、いかがでしたか

どハマりでした。元々、知的好奇心が強くて勉強は好きですが、特に物事の原理原則とか仕組みへの探究心が強くて、プログラミングは自分の興味関心にぴったりでした。
初めから何となくサーバーサイドが面白そうだなという気はしていましたが、とりあえず最初はHTML、CSSから始め、javascriptやjQueryを勉強し、Webサイトを作りました。その中で自分が特に面白いと思ったのは、javascriptやjQueryで動く仕組みを書くところだったので、続けてPHPを勉強しました。
もちろんエラーに苦しむ時もあったし、何が分からないのか分からない状態で自分には無理だと思う時もあったし、本当に仕事にするかどうかは最後まで悩みました。でもやっぱり心から面白いなと思っていたのと、自分の作るものに誇りを持っているエンジニアさんはかっこいいなと思ったんです。自分の技術を高める努力をして、それが誰かのためになるって、すっごくやりがいがある事だと思い、転職を決めました。

いまどんなことを、していますか?

無事転職が決まり、今は入社までの勉強期間です。主にLaravel、Git、Web技術を勉強していまく。
転職までの学習ロードマップのようなものはインターネット上で色々見かけますが、私も大体その通りに勉強していました。
私の体験談として、転職活動を前にして思ったのは、もっとこまめに詳細に言語化しておけば良かったという事です。
私が職務経歴書を書く際、ヲフトレのメンターさんからいただいたアドバイスで、「未経験者が『PHPを一通り学びました』とだけ書いても、採用側はPHPについて何を知っていて何が出来るのか分からない」ということがありました。その通りだなと思って具体的に書こうと思っても、思い出せるのは「Progateを一通りやってからUdemyで勉強したな」ということだけで、その中で具体的に何を学んで何が出来るようになったのか書けない。それで教材を見返すという作業をしました(汗)
また学んできたことの事実に加えて、どんな意識を持ってどんな気持ちで取り組んだのか、生きたストーリーとして面接で伝えるのも大事です。そのために、メモするのもブログを書くのもよし、Twitterで呟くのもよし、事実だけでなく思考のプロセスももっとこまめに残しておけば役立っただろうなと思いました。


どのような勉強方法で勉強していましたか?

パソコンを使う男女のイラスト

①興味のあることについて自分で出来るだけ調べる。
(IT業界そのものや職業の種類、働き方、言語や技術など)

②調べた上で感じた事、こういう風になりたい・こういう事をやりたい、といったイメージをヲフトレのメンターさんに話す。

③メンターさんから、その目標に向けた学習の進め方や、教材選びのアドバイスをもらう。

④アドバイスを元に勉強を進める。その際、どういう道に進んで行きたいのか考えること、そして自分が面白いと思うことへの感性を研ぎ澄ませること、好奇心を忘れずに。

こんな感じで、①~④の繰り返しでした。

勉強する時に具体的に意識していたこと

  • 使えるようになるための学習
  • アウトプット
  • エラー解決
  • デバッグ
  • 可読性、拡張性、保守性を意識する

使えるようになるための学習

経験のない言語を学習する際は、教材通りではなく変数の値を変えてみる、上手くいく例と上手くいかない例を試してみるなど、理解することを大事にする。
またどういう場面で使うコードなのか、全体像の中でどの部分を書いているのかを意識する。

アウトプット

学ぶばかりでなく手を動かして自分で作ること、そしてとにかくブログや自分のノートに残しておくこと。(記憶の定着の為だけでなく、転職活動の際など自分がやってきた事の振り返りに必ず役立つ。)

エラー解決

エラー文を読む → 原因を考え、仮説を立てる → 解決策を検索し、検証する
というように、因果関係を理解してパターンを知り、解決策を予想できるようになることを目指す。

デバッグ

目的の値を取れているか確認する、プログラムがどこまで実行されているか確認する、というように処理を1つずつ分解して考える。

可読性、拡張性、保守性を意識する

重複の排除、わかりやすい変数や関数の命名など、誰が見ても分かりやすいコードを意識する。
挙げ出すとキリがありませんが、教材をこなす事ではなくどんな意識を持って取り組むかが大事です。(かくいう私も、転職活動をする時に、この意識が全然足りなかったと思いました)
また転職活動においては、日頃意識していることや考えていること、自分が学んできた事を、いかに言語化できるかというのが大切です。
先に述べた通り自分で記録を残しておくのはもちろん大事ですが、私はこういう時にメンターさんと話すことで自分の頭を整理出来たし、的確なアドバイスを貰えたので助かっていました。

今後はどういった働き方をしていきたいですか?

パソコンを使う女性のイラスト

まずはサーバーサイドエンジニアとして一人立ちして、チームや会社に自分ならではの価値を提供できる何らかの特技を身に付けたいです。サーバーサイドの周辺技術となる、インフラやフロント側のスクリプト言語にも強くなりたいなと思います。
キャリアプランはまだ明確ではありませんが、とにかく今は、どんな環境に行っても自分のバリューを生み出せる技術力を付けたいと考えています。

今後、IT業界を目指している人にメッセージをお願いします。

私はこれからエンジニアになる身で、本当に自分にやって行けるのかという不安も多々あります。でも、ヲフトレのメンターの方々や、Twitterや勉強会を通して出会ったエンジニアの方々はみんなカッコよくて、私には追いかけたい人がたくさんいます。
私が勉強会に初めて参加したのは転職活動を始める直前で、いまだ参加した回数も少ないですが、もっと早くから色んなところに足を運んで(オンラインでももちろんためになります!)色んな人と関わっておけば良かったなと思っています。

追伸

どうしても1人で勉強し続けるのは苦しいこともあるし、挫けそうになることもあると思います。なので今勉強を頑張っている方には、信頼できるメンターを見つけて、楽しんでスキルアップして欲しいなと思います!

私も、この記事を読んでくださっている方と切磋琢磨できると嬉しいです