文系はITエンジニアに向いているのか

PHP プログラミング

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プログラミングを学んでみたい、ITエンジニアという職業に興味がある。でも、文系出身の自分には無理だろう。そんな風に考えてはいませんか?

この記事では、そんな悩みを解決していきます。

ITエンジニアは文系に向いている?

僕は現役でエンジニアをしていますが、学生時代は数学が苦手で文系でした。そして良い学校に行っていたというわけでもありません。
そんな学歴でも問題なくエンジニアになれましたし、文系ならではの強みを活かして働くことができています。
プログラミングというと、理系の方々が得意とするイメージを持っている方が多いでしょう。それを否定することはできません。プログラミングをするときは、多くの数値を目にしますし、時には高度な数式を組み立てる必要がある時もあります。
しかしプログラミングを行う上では、理系的な能力と同じくらい文系的な能力も重要なのです。

プログラミング言語は「言語」です

プログラミングは、プログラミング言語と呼ばれる「言語」を使って機械に命令をする「命令書」のようなものを書くことです。機械は0と1で構成された「機械語」しか理解できないですし、僕たち人間は基本的には日本語や英語のような言語しか理解できません。そこで、その中間の言語として考え出されたのが「プログラミング言語」です。
人間は命令をプログラミング言語に翻訳し、機械はプログラミング言語を機械語に翻訳することで命令を理解します。このプロセスからわかるように、プログラミング言語もやはり「言語」の一種なのです。
また、プログラミング言語を「読む」のは機械だけではありません。チームで開発する際にはチームメンバーが、個人で開発するときでも、三日後、一週間後、一ヶ月後の自分が「読む」ことになります。
他人の書いた文章を読み解くには読解力が必要です。また、他人に理解しやすいように文章を書くには文章力が必要です。
このように、実はプログラミングをする上では読解力や文章力といった文系的な能力が非常に重要なのです。

技術力よりもコミュニケーション能力が大事

エンジニアとして働いていると、日々の業務会話を Slack などのチャットツールやメールで行うことが多いです。このようなコミュニケーションでは、対面でない分伝わりづらいところもあります。そのため、より相手に理解しやすい文章を書ける能力、文章力が求められます。
また、エンジニアを募集している企業の多くは、技術力よりもコミュニケーション能力の方を重視する傾向にあります。なぜならコミュニケーション能力が高ければ業務をより円滑に進めることができますし、技術力はコミュニケーション能力が高ければ、腕のある人物から吸収することである程度までは技術は必ず身につくからです。

今から勉強して、どんなエンジニアになれる?

文系出身の人間が今から勉強しても、実際にエンジニアとして就職することは難しいのではないかと考えている方もいらっしゃるかと思います。しかし、以下に紹介するような業種であれば、多少技術的な経験が少なくとも歓迎してもらえる風潮があります。

おすすめ

  • Web系エンジニア
  • 業務系エンジニア

Web系エンジニア

IT業界の中でも比較的新しい業界であるWeb系エンジニアの業界は、非常にラフな風潮で経験の少ない人間でも歓迎されやすいです。また、社員が20~40代の比較的若い世代が中心となって構成されていることが多く、和気藹々とした社風から、よりコミュニケーション能力を重視する会社が多いです。
また、日本のWeb業界はまだまだ大企業がほとんどない状況で、ベンチャー企業が多くを占めています。大企業にも言えることですが、ベンチャー企業ではエンジニア不足が深刻となっており、経験の浅い方でも転職に成功しやすいでしょう。
今から勉強をしてエンジニアを目指す文系の方にはぴったりの業界だと思います。

業務系エンジニア

業務系エンジニア業界は、Web系と比べると少し固い雰囲気があり、歴史ある大企業も多いです。大企業への転職は難しいイメージがあるかと思いますし、それを否定することはできません。しかし、大企業には中小企業にないような独自の教育ノウハウを持っており、一度入社してしまえば経験が浅くとも手厚いサポートを受けることができます。
また、業務系エンジニアはWeb系よりも「要件定義」「仕様・詳細設計」といったプロセスが重要視される傾向にあります。実際にプログラミングをすることよりも、今からどういうものを作るのかを明確に詳細に「言語化」することが重要になるということです。
この言語化も文系的な能力と言えます

業務系エンジニアとして文系の能力がいかせそうな所

  • お客さんとのやりとり
  • ドキュメント作成

未経験からの転職ハードルは少し高めですが、十分に文系の方向きの職種と言えるでしょう。

フリーランスも選択肢に入れる

エンジニアという職の魅力の一つに、技術や実績さえあればどのような場所でも働けるということがあります。ある程度の経験を積んで技術力も手に入れれば、フリーランスエンジニアとなって、より自由な働き方ができるようになります。働く時間や場所に縛られなくなるので、人によっては非常に魅力的な働き方でしょう。
また、フリーランスエンジニアとしてならば「副業」という選択肢もあります。本業とは別にお小遣い稼ぎをしたり、夢を追いかけながら一定の金額を稼ぐこともできます。
フリーランスエンジニアはフルリモートや半リモートで案件をこなすことも多くあります。その際では、正社員として働く以上にチャットツールでのやりとりが重要になってきます。正社員で働く時とは違った対人関係能力が必要になります。そのため、フリーランスとして働く上でも文系的な能力が役立つと考えられます。。

どうやって勉強すればいい?

それでは、実際にどうやってプログラミングについて勉強すればいいのでしょうか。
今はWeb上にも有料・無料ともに多くの教材がありますし、プログラミング関連書籍やプログラミングスクールも無数に存在します。このように教材に溢れていると、勉強を始めたくてもどうやって始めるのがよいのかわからなくなってしまいがちです。
無料の教材でも信用できるのか?有料なのであれば失敗したくない……。そんな気持ちから、なかなか学習を始められないこともあるでしょう。また、一口にプログラミングと言ってもプログラミング言語には多くの言語があり、自分の目的に合ったものがわからないということも多いでしょう。

そんな方々のために僕は GeekLaboというプログラミングスクールを運営しています。
このプログラミングスクールでは、現役のフリーランスエンジニアである僕が講師となって、マンツーマンでプログラミングを教えています。

GeekLaboの強み

  • 現役フリーランス講師が教える
  • オーダーメイドのカリキュラムを作成
  • チャットでのサポート
  • フリーランスになるための方法の指導

なぜオーダーメイドのカリキュラムを作成するのか?

  • エンジニアとして就職したい
  • スキルアップして転職したい
  • 仕事はやめずに副業で稼ぎたい
  • フリーランスになりたい

など,,,,
ニーズを聞いていくとプログラミングを勉強する目的が人によって様々だったからです。
マンツーマンで教える事によって自分の目的に合った勉強方法について一緒に考えていくことができます。
どちらかというと講師というよりかはメンター的な立ち位置かと思います。

加えて、挫折しにくいようチャットでのサポートをしてます。
GeekLabo ではコミュニケーション力、やり取りの仕方についても重視していて、
技術面以外に実際僕が経験した企業への入り方や立ち回り方、フリーランスになるための方法の指導も行っています。